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2022.07.28

gap PRESS vol.167 TOGA Designer : Yasuko Furuta Special Interview

TOGA デザイナー、古田泰子へのインタビューがgap PRESS vol.167 へ掲載されました。

 

 

 

Q. デザイナーを意識し始めたのはいつごろですか?

 

中学・高校時代になると承認欲求や自尊心が大きくなり、自分の個性と向き合い始めたことで周囲の環境や社会の流れに馴染めない自分がいました。
そんなときにコム・デ・ギャルソンやヴィヴィアン・ウエストウッドのコレクションを見て大きな衝撃を受けたんです。その時はそこまで意識していませんでしたが、保守的な女性に対する反抗心も手伝って、女性デザイナーが作る前衛的な服にとても惹かれました。
逆に男性デザイナーが作る型にはめたような服には全然興味が持てませんでしたね。

 

 

 

 

Q. 多感な時期にファッションから多くを学ばれたんですね?

 

私がデザイナーを志したのは、自分の弱い部分を洋服が支えてくれたからです。
他者と違う自分の個性を受け入れて、自己を表現する手段としてこれほど簡潔なツールはありません。
マイノリティからマジョリティに対してメッセージを発信できるのがファッションの大きな利点だと思います。

TOGAのクリエイションは簡単ではありませんが、この服をどう着ようかと考えることで自分を見つめ直せたり、ポジティブなサポートができれば素晴らしいですね。

 

 

 

 

Q.いま個人的に気になっていることを教えてください。

 

見た目でわかりやすくキャッチーであることと、わかりやすく伝えるための説明は全然違うものだと思っていて、その間を埋めている作家さんに興味があります。いま気になっているのは、女性のマンガ家さんで、宮崎夏次系さんとペス山ポピーさん。

夏次系さんは"アダムとイブの楽園追放されたけど...(©︎宮崎夏次系/講談社)" "あなたはブンちゃんの恋(©︎宮崎夏次系/講談社)"とか、ほんとに面白くてほぼ全部読んでいると思います。 ペス山さんは"女(じぶん)の体をゆるすまで(©︎ペス山ポピー/小学館)"とか興味深かったです。

他にも好きなアーティストはたくさんいて、様々な事が起こっている世の中で、より良い世界を作ろうと取り組んでいる人には特に興味を持っています。

 

 

インタビューの続きは、
gap PRESS vol.167 TOKYO/SEOUL に記載されています。
是非ご覧下さいませ。