INFORMATION
2024.03.29
TOGA TRIANGLE VOL.01
TOGA TRIANGLE
3面に囲まれた小さな展示スペースを設け、多角的に広がるローカル・コミュニティと連携しながらエキシビションを企画・発信していきます。
第一弾の企画として九段下にある成山画廊をお招きし、ギャラリーオーナー 成山明光氏の協力のもと、画家、長谷川サダオの展覧会を開催いたします。
TOGA TRIANGLE VOL.01 with Gallery Naruyama
©Sadao Hasegawa
Untitled/Acrylic on Canvas/1970s
成山画廊
『長谷川サダオ 70s』
2024年3月30日(土)~4月30日(火)
展示作品に加え、作品集『SADAO. HASEGAWA 1945-1999』も販売いたします。
長谷川サダオ展以降の成山画廊による展示は、作家を入れ替えご紹介いたします。
展示詳細はTOGAの公式SNS、成山画廊のHP・ニュースレターにてご案内させて頂きます。
成山画廊
1997年、コレクション展、象徴主義の写真家Wilhelm von Gloedenで開廊。
以降、科学、医学、人類学を主題とした作品を取り扱い、新しい価値観を問うている。
丹念な取材で対象の内面をも描き出す諏訪敦、一見ユニークだが痛烈な皮肉を秘めたCosima von Boninのほか、彫刻家・池島康輔、画家・興梠優護、写真家・岡部桃、グラフィティライター・WANTOなど日本の若手アーティストが所属。
またシュールレアリストのPierre MolinierやHans Bellmer、Cecil Beaton、矢頭保、明治期の医学写真、Conan Doyleの旧蔵品である心霊研究資料などをコレクションしている。
住所 東京都千代田区九段南2-2-8 松岡九段ビル205 / 電話 03-3264-4871 / 開廊時間 13:00~19:00 / 休廊日 水・日・祝
http://www.gallery-naruyama.com
長谷川サダオ
1945年、東海地方に生まれ、独学で絵を書き始める。
1973年には、当時、流行の発信地であった渋谷西武百貨店「Be-in」にて『長谷川サダオの錬金術−1973年のための冥想』展を開催。挿絵を寄稿した雑誌をはじめ、ペインティング、コラージュ、ドローイング、人形など、幅広いジャンルの作品を発表した。
1990年、イギリスG.M.P社より画集『SADAO. HASEGAWA』を刊行。世界中から展覧会の依頼を受けながらも、「作品を国外に出したくない」という考えからオファーを断り、インドネシア、タイなど、アジア諸国を放浪した。
1996年、オリエンタルなエロティックを表現したドローイング集『楽園幻視』をコチスタジオより発表。
1999年、タイ・バンコクで客死。生前のメモを発見した遺族からの依頼で、2000年に成山画廊での展覧会『リンガ』が開かれる。
2023年、成山画廊にて展覧会『冬』を開催し、展示に合わせて画集『SADAO. HASEGAWA 1945-1999』を刊行。
現在は二期目となる『春』を開催中(2024年5月18日まで)。