JUDE JELFS
2025年4月18日（金）～5月6日（火）

TOGA AOYAMAの展示プロジェクト「TOGA TRIANGLE」ではイギリスの作家 JUDE JELFS にフォーカスします。デザイナー古田がファンであったことから、昨年3月の青山店オープンを機に日本で初めて取り扱いをスタートしました。彼女の人間の身体、特に女性の身体を称える伝統的な陶器というよりも美術の背景が反映された作品は斬新さと驚きを与え、多くの人を魅了しています。

今回青山のためにセレクトしたセラミックの新作をはじめ、彼女の制作の裏側に迫るデッサンや型紙、スカルプチャーを展示販売いたします。

“美術を学び、陶芸家と結婚したことをきっかけに、私も陶芸家になりました。時間の経過と共に作品は、伝統的な陶芸というよりも美術的背景を反映する表現へと変化してきました。人間の身体、特に女性の身体をテーマにし、身体そのものが持つ形や存在感を捉えることを重視しています。多くの作品は平らで二次元的な形状を持っているのが特徴で、磁器や陶器を用いて空間に描くドローイングのようなイメージで制作し器のかたちに擬人化のアイディアも取り入れ遊び心を加えています。全ての作品は人物のデッサンから始まり、シリーズとしてまとめることもあれば、一点もので完結することもあります。また、ブロンズ作品にも取り組んでいます”
Jude Jelfs

COLLAGE LAYOUT

PLATES INSTALLATION

“This is where it all starts”

BRONZE SCULPTURE

JUDE JELFS

美術学校でファインアートを学び､1972年の結婚を機に陶芸家になる。彼女の作品は時を経て、機能性を備えた伝統的な陶器よりも学んできたアートの背景を重視するようになっていく。作品の多くに登場するモチーフは、女性に限らず、人間の身体に注目し制作されている。現在の作品は二次元の空間の中に描かれたような平らな容器が多く、陶器のフォルムを通して擬人化させることにより、人間の身体/肉体を追及している。

https://www.judejelfs.com/

Jude Jelfs by Ben Boswell