SHOPPING BAG

  

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TOGA TRIANGLE

2026.03.04

TOGA TRIANGLE VOL.10 with deepbluesea

TOGA TRIANGLE VOL.10 with deepbluesea
『Printed Encounters』
2025年11月29日(土) - 12月30日(火)

 

第10回目の開催となるTOGA TRIANGLEでは、京都を拠点にオルタナティブな活動を展開する「deepbluesea」を迎え、 20年以上に渡りごく個人的に集められてきたフライヤーを展示する「Printed Encounters」を開催いたします。

 

2020年頃より古本屋として活動を始め、上映会や音楽イベントの企画を手掛けてきた「deepbluesea」。 ジャンルを限定せず、彼自身の手で一枚一枚集められてきたフライヤーは、 時代の一端を担ってきたカルチャーの息吹を、“手ざわり”と共に伝えてくれるはずです。

 

 

「この20年、私は都市を彷徨うようにして、無数のフライヤーを集めてきた。 それらは、美術展、クラブ、実験音楽、ミニシアターと、ジャンルを越えて私の手に届いた“遊びの痕跡”だ。 深夜のクラブで、カフェのレジ横で、あるいは人から手渡しで、誰かが差し出した小さな紙片。 そこには、息苦しい都市をすり抜けるための回路、知らない誰かと出会うための微かな兆しが宿っていた。

 

フライヤーとは、未知数に向けて放たれた都市への手紙だと思う。 その手紙を受け取るかどうかで、あなたがどれだけその街に潜れるかが決まる。 私はその手紙を20年分、受け取り続けてきた。

 

いま世界の多くの都市では、情報はSNSのタイムラインを瞬く間に流れ去っていく。 けれども日本では、なぜかフライヤーという印刷物が今なお街角で配られ、手渡され、残され続けている。 それは、匿名的なネットワークでもあり、同時に身体の感覚と偶然の出会いに賭ける文化が、まだ生きている証でもある。今回の展覧会では、2005年以降に制作されたフライヤーを中心にピックアップし、 そうした文化の“手ざわり”を記録すると同時に、遊ぶこと、出会うこと、 都市を信じることの可能性をもう一度思い出すための試みである」
(deepbluesea)

 

 

本展示では若手アーティスト、清水琳名が展示設計を担当し、フライヤーという平面を多面的に設計し、イマーシブな空間を演出しました。

 

 

 

 

 

 

Photography by changsu

 

 

 

deepbluesea

 

京都で流浪の古本屋として活動を始める。その後、北千住BUoYで開催された横断的アートフェスティバル『水平都市』への参加や、 コペンハーゲンのアートブックショップ「SUPeR」への出張出店など、活動の幅を徐々に広げていく。 以降は、本屋が持つ「知の共有の場」という機能を拡張し、 上映会『Others Film Club』の主催や、Marta de Pascalis(DE/IT)、Satomimagae/Norio(JP)、Ernesto del Puerto/Yuko Cornale(MX)らを迎えた音楽イベントを手がける。 2025年春からは、京都でオルタナティブスペース「cvc」を立ち上げ、「日常生活と芸術」の融合を試みている。

 

 

展示設計

清水琳名 Rinna Shimizu

 

1997年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後、アーティストとして活動を開始。立体物を空間に構成し、展示やインスタレーションの形式で作品を発表している。 また、ミュージックビデオやライブ、ファッションショーのセットデザインを手掛けるほか、展示会や店舗の空間や什器のデザイン、制作を行う。

 

 

TOGA TRIANGLE

 

TOGA AOYAMAに設けられた三角形の小さな展示スペース「TOGA TRIANGLE」。 国内外のギャラリーや本屋、オルタナティブ・スペース、コレクティブなど、多角的に広がるローカル・コミュニティと連携しながらエキシビションを企画・発信するプロジェクトです。